まいにちコード
本日(2025/08/15)のコード
def func1(n):
sum = 0
for i in range(1, n + 1):
sum += i
return sum
def func2(x):
if x > 10:
return "Large"
else:
return "Small"
num = func1(5)
result = func2(num)
print(result)
出力を予想してみよう!
解説
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このPythonコードは、func1
とfunc2
という2つの関数を定義し、それらを組み合わせて実行するものです。
まず、func1(n)
は、1からn
までの整数の合計を計算する関数です。
- sum = 0
で、合計値を格納するための変数sum
を0で初期化します。
- for i in range(1, n + 1):
で、1からn
までの各整数i
に対してループ処理を行います。range(1, n + 1)
は、1以上n+1
未満の整数のシーケンスを生成します(つまり、1からn
までの整数)。
- sum += i
で、現在のsum
の値にi
を加算し、その結果をsum
に格納します。つまり、ループの各ステップで、sum
はそれまでの整数の合計を保持します。
- return sum
で、計算された合計値を関数の返り値として返します。
次に、func2(x)
は、引数x
の値に応じて異なる文字列を返す関数です。
- if x > 10:
で、x
が10より大きいかどうかを判定します。
- return "Large"
で、x
が10より大きい場合に文字列 "Large" を返します。
- else:
で、x
が10以下の場合の処理を行います。
- return "Small"
で、x
が10以下の場合に文字列 "Small" を返します。
コードの実行部分では、まず num = func1(5)
で func1
関数を呼び出し、引数として 5 を渡します。func1(5)
は 1 + 2 + 3 + 4 + 5 = 15 を計算し、その結果(15)を num
に代入します。
次に result = func2(num)
で func2
関数を呼び出し、引数として num
の値(15)を渡します。func2(15)
は 15 が 10 より大きいかどうかを判定し、15 > 10 は真であるため、文字列 "Large" を返します。この返り値は result
に代入されます。
最後に print(result)
で、result
の値("Large")を標準出力に出力します。
したがって、このコードを実行すると、"Large" という文字列が画面に表示されます。