まいにちコード

まいにちコード

本日(2025/05/10)のコード



def func1(n):
    result = 1
    for i in range(1, n + 1):
        result *= i
    return result

def func2(x):
    if x > 10:
        return "Large"
    else:
        return "Small"

num = func1(5)
string_result = func2(num)

print(string_result)

出力を予想してみよう!




解説

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このPythonコードは、二つの関数 func1func2 を定義し、それらを順番に実行して結果を出力する簡単なプログラムです。

func1(n) の解説:

この関数は、与えられた整数 n の階乗を計算します。階乗とは、1から n までの全ての整数を掛け合わせたものです。

  1. result = 1: 変数 result を初期化します。階乗の計算では、初期値を1とする必要があります。
  2. for i in range(1, n + 1):: 1から n までの整数に対してループ処理を行います。 range(1, n + 1) は、1以上 n+1 未満の整数のシーケンスを生成します。 つまり、i は1, 2, 3, ..., n と順番に変化します。
  3. result *= i: resulti を掛け合わせます。これは result = result * i と同じ意味です。ループの各ステップで、result はそれまでの全ての整数を掛け合わせた値になります。
  4. return result: 計算された階乗の値を返します。

func2(x) の解説:

この関数は、与えられた数値 x の大きさを評価し、その結果に応じて文字列を返します。

  1. if x > 10:: x が10より大きいかどうかをチェックします。
  2. return "Large": x が10より大きい場合、文字列 "Large" を返します。
  3. else:: x が10以下の場合に実行されます。
  4. return "Small": x が10以下の場合、文字列 "Small" を返します。

プログラム全体の流れの解説:

  1. num = func1(5): func1 関数に引数として5を渡して呼び出し、その結果(5の階乗、つまり 1 * 2 * 3 * 4 * 5 = 120)を num 変数に格納します。
  2. string_result = func2(num): func2 関数に引数として num(120)を渡して呼び出し、その結果を string_result 変数に格納します。 func2(120) は、120が10より大きいため、 "Large" を返します。
  3. print(string_result): string_result 変数に格納されている値("Large")をコンソールに出力します。

したがって、このプログラムの実行結果は "Large" になります。