「エディタ」のコラム

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Pythonを始めるなら、まずはエディタを選ぼう!

Pythonの世界へようこそ!これからプログラミングを始めるあなたにとって、最初のステップとして大切なのが「エディタ選び」です。

「エディタって何?」って思うかもしれませんね。簡単に言うと、プログラミングをするための「文章作成ソフト」です。普通の文章作成ソフトと違うのは、プログラムを書きやすくするための様々な機能が備わっていること。このエディタを使うことで、Pythonのコードを快適に書くことができるんです。

なぜエディタが必要なの?

「メモ帳じゃダメなの?」と思う方もいるかもしれません。確かにメモ帳でもPythonのコードは書けます。しかし、エディタを使うと、次のようなメリットがあります。

  • コードの自動色分け (シンタックスハイライト): Pythonの予約語(ifforなど)や変数、文字列などを色分けして表示してくれます。これにより、コードが見やすくなり、タイプミスなどにも気づきやすくなります。

  • インデントの自動調整: Pythonではインデント(行頭のスペース)が非常に重要です。エディタは、このインデントを自動で調整してくれる機能があります。これにより、インデントのミスによるエラーを減らすことができます。

  • エラーチェック: コードに文法的な間違いがある場合、エディタが事前に教えてくれることがあります。これにより、実行時にエラーが発生する前に修正することができます。

  • コード補完: 変数名や関数名の一部を入力すると、候補を表示してくれる機能です。これにより、タイピングの手間が省け、スペルミスも防ぐことができます。

これらの機能のおかげで、コードを書くのが格段に楽になり、より効率的にプログラミングを学ぶことができます。

どんなエディタがあるの?

Pythonのエディタはたくさんありますが、初心者におすすめなのは次のものです。

  • Visual Studio Code (VS Code): マイクロソフトが開発している、非常に人気のあるエディタです。無料で使用でき、様々な拡張機能を追加することで、自分好みにカスタマイズできます。Pythonの拡張機能も豊富で、デバッグ機能なども充実しています。

    • おすすめポイント: 多機能で拡張性が高く、情報も豊富。初心者からプロまで幅広く使える。
  • Thonny: Pythonの学習用に特化したエディタです。非常にシンプルで使いやすく、デバッグ機能もわかりやすいのが特徴です。Pythonの初心者にとって、非常に親切な設計になっています。

    • おすすめポイント: シンプルで使いやすく、学習に特化している。特にPython初心者に最適。
  • Sublime Text: 高速で動作するのが特徴のエディタです。カスタマイズ性が高く、様々なプラグインを追加できます。ただし、無料版は試用期間が過ぎると定期的に購入を促すメッセージが表示されます。

    • おすすめポイント: 高速で動作し、カスタマイズ性が高い。
  • Atom: GitHubが開発しているエディタです。オープンソースで、様々なパッケージを追加できます。VS Codeと同様に、多機能で拡張性が高いのが特徴です。

    • おすすめポイント: オープンソースで、カスタマイズ性が高い。

エディタの選び方

どのエディタを選ぶべきか迷うかもしれませんが、最初はあまり難しく考えずに、直感で使いやすいと思ったものを選んでみましょう。どのエディタを選んでも、基本的な機能は備わっています。

もし迷ったら、まずはVisual Studio CodeThonnyを試してみるのがおすすめです。

  • Visual Studio Code: 将来的に本格的な開発も視野に入れているなら、最初から慣れておくと便利です。

  • Thonny: とにかく簡単にPythonを始めたい、という方におすすめです。

エディタを使ってみよう!

ここでは、Visual Studio Codeを使った簡単な例を紹介します。

  1. Visual Studio Codeをインストールします。
  2. Visual Studio Codeを起動し、新しいファイルを作成します。
  3. 次のコードをコピーして、ファイルに貼り付けます。

    def greet(name):
        print("Hello, " + name + "!")
    
    greet("World")
    
  4. ファイルを「hello.py」という名前で保存します。

  5. Visual Studio Codeのターミナルを開き(メニューバーの「表示」→「ターミナル」)、次のコマンドを実行します。

    python hello.py
    
  6. ターミナルに「Hello, World!」と表示されれば成功です!

おめでとうございます!これであなたもPythonプログラミングの第一歩を踏み出しました。

最後に

エディタは、プログラミングの旅を共に歩む大切なパートナーです。色々なエディタを試してみて、自分にとって一番使いやすいものを見つけてください。そして、エディタを使いこなして、楽しいPythonプログラミングライフを送りましょう!





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